時がだいぶ経ってしまい、入学祝いとか就職祝いの季節はずいぶん前のことのように思う。しかし、インターネットコムとgooリサーチが「入学・就職祝い」に関する調査を行ったところ、かなり「現金」な結果が浮かび上がった。
調査結果
調査対象は、全国10代~60代以上のインターネットユーザー1,062人。男女別では、男性が53.3%、女性が46.7%。年齢別では、10代が16.2%、20代が17.7%、30代が21.7%、40代が16.3%、50代が16.0%、60代以上が12.1%であった。
この1,062人のうち、今春入学や就職でお祝いをあげる(あげた)人がいるユーザーは321人。そのうち、「小学校」が95人、「中学校」が70人、「高等学校」が88人、「大学・専門学校」が65人、「就職」が57人だった。
驚いたことに、対象が「小学校」「中学校」「高等学校」「大学・専門学校」「就職」と、年代が変わっても、お祝いで一番多かったのは「現金」だった。また、現金に近い「図書券」も人気であった。「小学校」では「文房具」、「ランドセル」、「中学・高校」では「携帯・スマホ」、「大学・専門学校」では「ノートPC」、「就職」では「腕時計や目覚まし時計」といった祝い品の選択もあるにはあるが、現金には勝てないようだ。
確かに何でも自分で選べる現金は便利。しかし、「小学校」の入学祝いで現金を貰った場合、本人に行かず、管理者の親の元で別なものに消費される可能性もあるのではないだろうか。ちゃんと子供たちに還元されていることを祈るばかりである。
インターネットコムgooリサーチ