とうとう米マイクロソフトもタブレットを発表した今日この頃、果たしてその普及率や使用状態はどうなのだろうか。インターネットコムとGooリサーチが、第4回目の「モバイル機器」調査を行った。
調査概要
調査対象は、全国10代~50代以上のインターネットユーザー1,073人。男女別では、男性が53.0%、女性が47.0%。年齢別では、10代が16.5%、20代が18.3%、30代が21.2%、40代が16.0%、50代以上が28.0%であった。
これらユーザーが持っているモバイル機器の種類は、「従来型携帯/PHS」(68.1%)、「ノートPC/ネットブック」(49.8%)、「携帯ゲーム機(ニンテンドーDSなど)」(34.9%)、「携帯音楽プレーヤ(iPod touchなど)」(32.9%)、「スマートフォン」(32.8%)の順だった。
順番は前回と同じでも、スマホの割合は確実に増えており、携帯/PHSからの移行が徐々に進んでいる様が見てとれる。
一方、上記の順番にも入っていないタブレットだが、今回の普及率もまだ7.5%と低い。そこで、「タブレットPC(iPadなど)」を所有している81人に使用法を聞いたところ、「Web閲覧」が98.8%と圧倒的だった。その後を「メール」(56.8%)、「SNS利用(Twitterなど)」(42.2%)が追っている。
軽くて画面が見やすいタブレットだが、今のところ、移動時や空き時間に閲覧用機器として使用されていることが多いようだ。今後、マイクロソフトの参入がどんな効果をもたらすのだろうか。米国に比べて普及率が低いだけに、まだ成長の余地が大きいと思われる。
インターネットコムgooリサーチ