株式会社ネットマーケティングは、「Facebook」上で、「Facebook」ページの「いいね!」数(ファン数)の推移、「いいね!」数獲得上位の「Facebook」ページを独自調査し、その結果を公表した。
調査結果によると、「いいね!」数が1万を超えている「Facebook」ページは、前月比でおよそ1.6倍の156ページとなり(7月末時点)、6月末時点と比較し、57ページ増加した(前月比158%)。
また、7月末時点で10万「いいね!」を突破しているページは、15ページとなり、前月より3ページ増加したことが分かった。
「Facebook(フェイスブック)」とは、米国Facebook, Inc.が提供する、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)のこと。2004年に同国内の学生向けにサービスが開始されたもので、2006年9月26日以降は、一般にも開放されている。参加条件は、13歳以上で、料金は無料。ただし、登録には、実名と実在の情報が必要となっている。
同SNSでは、まず他のユーザーと「友だち」関係を結ぶ所から始まる。一人一人のユーザーが持つ、実際に投稿する掲示板を「ウォール」と呼び、「友だち」や「Facebook」ページの更新情報が集まってくる場所を「ニュースフィード」と呼ぶ。
ちなみに、「Facebook」ページとは、主に企業や団体がその活動を紹介もしくはマーケティングなどの目的で作成するもの。「ウォール」は使えるが、「ニュースフィード」は表示されない。
また、通常のユーザーが利用する場合、「いいね!」は、「友だち」の投稿に付けるコメントのようなもので、「シェア」は、「友だち」の投稿内容を再利用して、ユーザー自身の「ウォール」に投稿するというものだが、「Facebook」ページでは、「いいね!」も「シェア」同様、ユーザー自身の「ウォール」に投稿され、「友だち」の「ニュースフィード」に表示される。
「Facebook」後進国にも、徐々にその波が訪れ始めたのだろうか。「いいね!」を増やすには、どれだけ「友だち」の“共感”を得るかどうかともいわれている。ブームに流されやすい国民性から、作られたものでも爆発を呼ぶ可能性もありうる。一足遅れた盛り上がりの前に、「友だち」は「友だち」として、背筋を伸ばした「発信力」を身につけたいものだ。
株式会社ネットマーケティングリリース