昨年は、東日本大震災の影響で、お花見を自粛した人が多かったようだが、今年はその分を解消するかのように、お花見に繰り出した人が多かったように見える。そこで撮った写真をSNSでシェアする機会も増えたと思われるが、実態はどうだったのだろうか。インターネットコムとgooリサーチが「SNSでの写真共有」について調査を行った。
*目黒川
調査概要
調査対象は、全国10代~60代以上のインターネットユーザー1,086人。男女別では、男性が52.9%、女性が47.1%。年齢別では、10代が16.7%、20代が18.3%、30代が21.2%、40代が16.3%、50代が15.7%、60代以上が11.9%。
この1,086人のうち、SNSを利用しているのは541人。内訳は複数回答で「Twitter」395人、「mixi」275人、「Facebook」264人。この中で、自分で撮影した写真を投稿する人は、「たまに投稿する人」が289人(53.4%)、「頻繁に投稿する人」が66人(12.2%)で合わせて355人(65.6%)が投稿していた。
この355人に対し、今春、桜の写真を投稿したかどうか質問すると、107人(30.1%)が投稿したことが分かった。約3割ということで、かなり高い率で投稿されたようだ。それだけ、今年の桜は魅力的だったのだろう。
ところで、写真の投稿先で多かったのは、「Twitter」(182人)、「Facebook」(142人)、「mixi」(136人)の順だった。目の前にある光景をすぐ伝えるには、Twitterが一番早いからかもしれない。
インターネットコムgooリサーチ