台湾、聯合報によると、香港の世界スチュワーデス協会(WASA)が、フライトアテンダントが美人揃いの世界の航空会社のランク付けをしたそうだ。残念ながら、その中には日本勢は1つも入っていなかった。
美人ランク1位から10位
ランクは以下の通り。
1位:エル・アル航空 (イスラエル)
2位:アルゼンチン航空 (アルゼンチン)
3位:深セン航空 (中国)
4位:カタール航空 (カタール)
5位:アシアナ航空(韓国)
6位:チャイナエアライン(台湾)
7位:エア・インディア(インド)
8位:エールフランス(フランス)
9位:スリランカ航空(スリランカ)
10位:四川航空(中国)
ところで、どんな基準で美人度を決めたのだろうか。まったく根拠が分からないのである。10位中、中国の会社が3社も入っており、アジアの会社(中東を含む)は全部で8社もある。非常に偏った審査基準ではないだろうか。ロシア美人とか、南米美人もわんさかいるはずなのに、何とも不思議な結果である。
しかも、これはオトコ目線のランク付けではないだろうか。それなら、女性向けにイケメン度ランクもあってもいいはずである。だいたい、目に美しいフライトアテンダントがサービスしてくれるのは嬉しいが、サービスの内容が問題ではないだろうか。日本の会社が1つも入っていない腹いせにそう思うのである。
サービスの内容でランク付けするなら、必ずや日本も上位に入ってくるに違いない。とはいうものの、エルアル航空のHPには、確かに美人が写っている。
ちなみにエルアル航空は、イスラエルの国営航空会社である。実は、イスラエルは、アラブ諸国と敵対関係にあるため、エルアル航空も多くのハイジャックやテロの対象となってきた。そのため、搭乗時のセキュリティチェックは非常に厳しい。また、1968年以来、ハイジャック事件も旅客機の墜落事故も起きておらず、「世界一安全な航空会社」と言われているのだ。つまり、美人フライトアテンダントを揃えているだけではないのだ。
難癖をつけてみたものの、エルアル航空に比べると、日本の航空会社はまだまだなのかもしれない。次回の検討を祈っている。
エルアル航空