無線マウスの魅力は開放感
普段何気なく使っているマウスだが、ケーブルがキーボードなどの下敷きになってしまい度々、机の上の片付けを強いられるのは何とも鬱陶しいものだ。
ケーブルの煩わしさから開放される為に登場したのが無線マウス。初めて無線マウスを使ったときの開放感を鮮烈に記憶している人も多いはずだ。
有線マウスが優勢
インターネットコムと goo リサーチが実施した、「マウス」に関する調査では、全国10代から60代以上のインターネットユーザー1,089人から回答を得た。
自宅や勤務先の PC で「マウス」を使っている1,037人に使っている「マウス」は有線か無線かという問いに、「有線マウスのみ」と回答したのが圧倒的で65.3%(677人)、次いで「有線/無線マウス両方」が20.8%(216人)、「無線マウスのみ」は12.8%(133人)だった。
「有線マウス」の延べユーザー数は893人、「無線マウス」は349人と、「有線マウス」が「無線マウス」の約2.5倍だった。
「無線マウス」が徐々に浸透しているとはいえ、「有線マウス」はまだまだユーザーの根強い支持を受けているようだ。
無線マウス故の不満
無線マウスを使ってみるとわかるのは、レスポンスに対する不満やバッテリー持ちの長短はあるが、バッテリー切れが起こるタイミングがあるなど、ケーブルが無くなった以上に、無線マウスには無線故の悩みや不満はあるものだ。
もちろん、ユーザー側も、バッテリー切れに備えて予備の電池を用意したり、マウスメーカー側も無線マウスに2つ以上のボタンを付けたり、マウスを使いながら充電もできたりとユーザーの目先を変えるのに躍起になっている。有線マウスと無線マウスのせめぎ合いは今後も続いていくだろうが、将来ユーザーがどのような選択をするのか、引き続き注目していきたいものだ。
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