株式会社クロス・マーケティングは、海外5地域「ハワイ、パリ、ローマ、ソウル、香港」在住の20から69歳男女、各地域200名(計1,000名)を対象に、「外国人の日本人女性観光客に対する意識調査」を実施、結果を発表した。
調査結果
日本人女性観光客のイメージは、ハワイ、パリ、ローマ、ソウル、香港で総じて「良い」印象を持たれている。日本人女性観光客は、共通して「現地語を話さない」、「写真を沢山撮る」、「団体行動をとる」などに加え、ハワイ、パリでは「現金払い」、ソウル、香港では「化粧が濃い」などのイメージも強いという。
日本人女性観光客の防犯意識は特に欧米人から低いと思われており、その印象を裏付けるものとして、「現地犯罪知識の低さ」、「貴重品の管理・持ち歩き」、「現金での支払い」などが挙げられている。
ここが変だよ日本人旅行客
日本人女性観光客を変だと思う行動として、ハワイでは「高額紙幣の持ち歩き 」、パリでは「不必要に笑顔」、ソウルでは「騒がしい」などがあげられ、日本人女性観光客を「変」だと思う買い物行動として、共通して「ブランド品を買い漁る」、ハワイ、パリでは「少額決済で高額紙幣を出す」、ローマでは 「店員とコミュニケーションをとらない」、ソウルでは「レジでの支払いに手間取る」、香港では「商品を買わないのに店内をうろうろする」姿が変だと思われているらしい。
日本人女性観光客が身につけたほうがよい「行動・マナー」として、各国ほぼ共通して、「現地人とのコミュニケーション」や「嫌な事は嫌と言う、はっきり断る」という声が多いという。
日本を訪れている外国人旅行客と思しき集団の行動を見て変だと思うのと同様に、海外旅行先での日本人旅行客の行動も変だと思われるのは仕方ないことがだが、貴重品の持ち歩きや現金の扱いなどの防犯意識の低さは犯罪に繋がる恐れがあり、海外旅行に行く人は事前に現地の情報収集を行う必要があるのではないだろうか。
株式会社クロス・マーケティング