リサ・アン・アルツォさんの経験
ニューヨークのイサカに住むリサ・アン・アルツォさんは17年間系譜学者として活躍した経験を持っており、系譜学のオンライン講座で教師もしていたことがあります。
ペンシルベニア州のドゥーケンで育ったリサさんは、ペンシルベニアの製鉄所に関する記述を本で目にしたとき、ふと、自分の家系図について興味を抱きました。それから、色々な調査を行ったと、彼女は話します。
「インターネットが生活の中でこんなに重要になる前のことです。つまり、今オンラインで入手できる系譜学の情報や、人口調査の記録や、移民データベースにアクセスできない時。」
「だから、地方裁判所へ行って調べ物をしたり、何時間もカーネギーやピッツバーグのヒルマン図書館のマイクロフィルムを見て過ごしたりしました。国立公文書館に手紙を書き、30分間質疑応答の時間を割いてもらったり、エリス島へ行って祖母の足跡を辿ったり。その他の色々な都市も巡りました。」
自分の経験から、リサさんは、自分の近くから始めることを勧めています。
「まず家から始めるんです。手遅れになる前に、今生きている家族全員にあたって調査します。写真や、記録文書の写しはないかを尋ね、オンラインでは全て見つけられないと意識することです。」
「家系図作りは、忍耐と粘り強さが求められます。だけど、何かを発見したら、その価値があると実感できるでしょう。」
まだまだある先輩達の経験
ロサンゼルスに住んでいるジャニス・ブレット・エルスパスさんは、50歳を少し過ぎた頃、突然自分の家系図を調べたいという衝動に駆られました。ちょうどその時、彼女の父親がこの世を去ったからです。
彼女はアメリカ南北戦争以前にまで遡って調査を行い、現在はアメリカ独立戦争に関する資料も調べています。彼女はAncestry.comの愛用者です。
系譜学に関する書籍も執筆しているカレン・ハーリントンさんは遺伝子による調査にも着手しています。彼女は執筆活動の合間に系譜学を学んでいます。
「執筆と家系図はよく似ているわ。なぜなら、そこには物語と登場人物という要素があるからよ。家系図作りを教えてくれたのは父だったけど、私がまだ若い頃に教えてくれて、とても感謝してる。次の世代に引き継ぐ情報はたくさんあるのよ。」

Plant the seeds to discovering your family tree
http://www.trivalleycentral.com/articles/2010/03/04/casa_grande_dispatch/valley_life/doc4b8fefacbc7f0003838074.txt