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2024年03月29日(金)
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レバレッジ規制の影響は少ない?クリック証券、「第2回FXに関する実態調査」から

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レバレッジ規制の影響は少ない?クリック証券、「第2回FXに関する実態調査」から

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調査結果
クリック証券株式会社は、FX(外国為替証拠金取引)における、投資家の動向を把握し、FXの認知拡大を図ることを目的とし、全国のFX取引者を対象にアンケート調査を実施した。

なお、同調査は2009年12月に実施した「FXに関する実態調査」の第2回となる。

調査結果によると、2010年8月1日から実施予定の「レバレッジ規制」について聞いたところ、「知っている(86.8%)」との回答結果になり、前回調査時から13ポイントアップした。規制開始まで3ヶ月を切った段階でも10%以上が「レバレッジ規制」について「知らない」という結果は、規制開始時の混乱が予想され、早急な対応が必要となると見られる。

また、「レバレッジ規制後のFXの取引」については、「規制後も取引を続けると思う(60.2%)」、「おそらく取引を続けると思う(30.6%)」を合わせると9割強の人が取引を続けると回答しており、規制に対する拒否反応は多くないと思われる。

「規制後の取引スタイル」については、「現状の取引スタイルを維持(42.5%)」、「FX取引に充てる証拠金を増額(26.2%)」、「1回当りの取引金額を減少する(16.1%)」となっており、あまり動揺は見られないようだ。

FX(外国為替証拠金取引)では、最初にFX業者に証拠金(保証金)を渡し、それを元手に、何倍もの価値のある通貨を買うという投資をするが、この取引金額と証拠金(保証金)の割合(倍数)を「レバレッジ(てこ)」という。つまり、元金ではできないような取引を、「てこ」の原理で多ければ400倍もの取引用の金額で可能にすること。その分、成功した場合の利益も増えるが、失敗した場合の損失も膨大なものになる恐れがある。

「レバレッジ規制」とは、この「てこ」の倍率を極力抑えようとするもので、2010年8月1日には最大で「50倍」、2011年には「25倍」にまで、倍率の上限を下げることになっている。

やはり投資家よりも、FX業者側での動揺は大きいようで、2010年6月にはEMCOM証券(みんなのFX)の廃業などの直接的な影響も出始めている。こういったときだからこそ、賢く堅実に、業者を見る目を養うチャンスとも言えそうだ。

外部リンク

クリック証券株式会社
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