3日、財務省が2010年10─12月期法人企業統計を発表した。同報告にてソフトウエアを含む設備投資額の2期連続増加が明らかとなった。設備投資額の2期連続増加は約4年ぶりの記録となる。
設備投資額の規模は全産業で前年比3.8%増。携帯電話のスマートフォン市場拡大が同数字の背景にある指摘する。詳細としては、スマートフォン向けのメモリーの製造ライン、自動車向けリチウムイオン電池の製造ラインといった設備の増加が見られた。
一方で非製造業は0.5%減と4期ぶりに減少。こちらは大型投資の反動減で電気業が大幅に落ち込んだ為。他、中国など新興国向けの建設機械が好調。サービス業関連ではテーマパークが好調を示した模様。