株式会社サイバー・バズは、「クチコミと商品購入」に関する調査を実施し、その結果を発表した。
調査は、2011年2月9日から2011年2月13日に行われ、対象者は、ネット利用者のうちソーシャルメディアを積極的に活用する、全国10~60代の男女で、回収数は、905サンプルとなった。
調査結果によると、「商品を購入する際にクチコミを参考にしますか?」という問いには、約9割が「はい」と回答する結果となった。
また、「発売前にブログなどで紹介されている商品が気になりますか?」という問いには、約8割が「はい」と回答している。
さらに、「ブログなどで紹介された商品に興味を持ち、店頭などで購入したことはありますか?」という問いには、約8割が「はい」と回答しており、「購入した商品の金額帯」では、「1,001~3,000円(38%)」、「3,001~5,000円(25%)」「5,001~10,000円(12%)」という結果となった。
「ブログなどでのクチコミを見て、購入予定の商品を変更したことはありますか?」という問いには、「はい(48%)」、「いいえ(52%)」との結果となった。
大手マスコミが恣意的に行う世論調査がゆらいでいる。リアルな意見が反映されていない印象で、ある程度のベースとなる基数が必要な数に達していない結果を「国民の総意」と認めるわけにはいかない。そう考えると、口コミが波及する素地として、提供される情報よりも、自分が求めた結果として得られる情報に対する信頼性が見え隠れするのではないだろうか。
株式会社サイバー・バズリリース