
いつの世も、多くの人々が結婚したいと願う。その理由は時代と共に変化しても、願う気持ちは変わらない。株式会社ライフメディアが、20~39歳の未婚男女に、結婚についての意識調査を行った。調査期間は2011年6月16日~6月21日、有効回答数は、4,805件だ。
68%が結婚願望を持つ
結婚したいと思うか?という問いに、68%が「結婚したい」「できれば結婚したい」と回答。この数字から、結婚に関心を持つ人の多さが見て取れる。しかし、実際に婚活をしているのは6%程度。婚活に興味はあっても、約43%は活動していない。
婚活は気軽に
人気の婚活方法は、「合コン」「友人、身内に異性を紹介してもらう」など。合コンは形式張らず気軽に参加できるし、紹介は知り合いを通じることの安心感があるからだろうか。
内面が重要
また、結婚相手に求めるのは、男女ともに「人柄」「価値観」が上位だった。末永く仲良く過ごすためには、やはり内面が重要ということだろう。おもしろいのは、相手に求める経済力は、男性が15.9%、女性が73.6%。現代は男女同権と言えど、子育て期間中も考えての現実的な意見だろうか。
家族を持ちたい
結婚したい理由は、全体・男性では「好きな人とずっと一緒にいたいから」が一位なのに対して、女性は「老後ひとりなのは不安だから」。女性の方が、やや現実的な回答だ。また男女ともに上位に挙がったのは、「子供」「家族」が欲しいなど。自分の家族を持つことが、社会の中で自信を持って安心して生きていく上での支えになるからだろうか。
さいごに
回答者のコメントとして「結婚式に招待して頂き、やっぱり結婚っていいものなんだなぁと改めて思いました」(東京都:30代男性)、「経済的には自立しているが、やっぱりひとりは寂しい」(愛知県:30代女性)などがあった。また、「男が女を選ぶ時代なんだなと痛感します」(埼玉県:30代女性)、「男性の年収を過剰に期待する女性は怖いと思う」(栃木県:30代男性)なども。
現代において、結婚することは、社会的な責任という側面を持ちつつも、好きな人と一緒に家族を持つことの楽しさや安心感により、自分の人生をより良いものにしたいという希望を持つ人が多いのかもしれない。