
スマートフォンの利用者が増えれば増えるほど、そのセキュリティが気になってくるところ。というのは、スマートフォンは国内のガラバゴス携帯と違って、世界共通の仕様となっているため、脅威も世界からやってくるからだ。そこで、インターネットコムとgooリサーチが「スマートフォンのセキュリティ」に関する調査を行った。
調査の内容
調査対象は、全国の10代~60代以上のインターネットユーザー1,082人。男女比は、男性52.7%、女性47.3%。年齢別では、10代16.5%、20代18.3%、30代21.5%、40代16.5%、50代15.1%、60代以上12.2%。
このうちの200人(18.5%)がスマートフォンを使用している。さらにその中で72人(36.0%)がセキュリティソフトを入れているか、サービスを受けていることが分かった。52人がセキュリティソフト使用(26.0%)、セキュリティソフトとサービス両方を使っているのが8人(4.0%)、セキュリティサービスのみが12人(6.0%)だった。
一番人気のセキュリティソフトは、「Norton Smartphone Security」と「McAfee Mobile Security」でそれぞれ11人(18.3%)がインストールしていた。「Kaspersky Mobile Security」と「F-Secure Mobile Security」がその後を追っている。
今後、ユーザーがスマートフォンは電話というよりPCに近いと考えれば、セキュリティソフトを搭載するのは当然と考えるのではないだろうか。また、軽くて使い勝手の良いソフトがどんどん出てくる可能性もある。スマートフォンのセキュリティソフト市場に熱い戦いが巻き起こるのも時間の問題かもしれない。
インターネットコムgooリサーチ