
リーマンショックの後、経済の停滞が続いていた日本。本年3月には東日本大震災に襲われた。その影響が、この冬のボーナスにどのぐらい出ただろうか。ライフメディアリサーチバンクが、25歳~59歳までの会社員・公務員の男女2,058名に、今年の冬のボーナスについて調査を行った。
冬のボーナス
まず、冬のボーナスについて聞くと、「既に支給された」人が51.4%、「予定はあるが、まだ支給されていない」人が22.4%と、7割以上がボーナスを支給されたか、支給される予定があることが分かった。
この冬のボーナスへの満足度については、「非常に満足」が2.5%、「満足」が17.4%と、満足している人は約20%だった。一番多いのは「ふつう」の39.7%で、多くの人が現状を冷静に受け止めていると見える。
また、去年に比べ、今年の冬のボーナスを比べたところ、3分の1強の36.3%が「変わらない」と答えたものの、増えた人は30.4%と予想より多かった。一方、10万円以上減った人も10.1%おり、まだまだ厳しい状況は解消されていないようだ。
ボーナスの使い道を聞くと、1位が預貯金で61.2%、2位が生活費の補てんで30.7%、ローンの返済が26.9%と非常に堅実で、車などの購入や海外旅行の費用にする人は数パーセントしかいなかった。さらに預貯金に回すと言った人にどのくらいの比率で預貯金をするか聞いたところ、全額貯金に回す人が11.5%いた。
過去の調査と比べてみないと分からないが、年金不安や老後の心配などから、せっかくのボーナスは、使わずに貯めていこうという人々が増えているのではないだろうか。それがまた、経済を停滞させるという悪循環を早く絶ち切りたいものである。
ライフメディアリサーチバンク