原発事故から半年以上。「ガイガーカウンター」を購入したい人は17.2%

つい先日、タレントのクリスペプラー氏が、「ガイガーカウンターのある現実」と番組で語っていた。原発事故の発生からはや半年以上。いまだに人々は、放射能を恐れているのだろうか。インターネットコムとgooリサーチの「ガイガーカウンターに関する調査」の結果を見てみよう。

調査対象は、全国10代～60代以上のインターネットユーザー1,068人。男女別では、男性が53.5%、女性が46.5%。年齢別では、10代が16.9%、20代が17.9%、30代が21.6%、40代が16.0%、50代が15.9%、60代以上が11.7%。

調査の結果、3月11日以降、「ガイガーカウンター」について、聞いたり読んだりしたことのある人は、1,068人のうち628人（58.8%）と半数以上に達した。この628人を対象に「ガイガーカウンター」の購入意向について調べると、「購入したいと思うが、いつになるかわからない」人が157人(25.0%)、「実際に購入した」人が13人（2.1%）、「今後1年以内に購入する予定」の人が10人(1.6%)、「今後数年以内に購入する予定」の人が4人（0.6%）。このように、全部で184人（29.3%）が「ガイガーカウンター」を（今後数年以内に）購入する意向（またはすでに購入）」を示している。

全体の1,068人から見ると、この人数は、17.2%となる。調査対象は、東日本に留まっておらず、原発事故の影響が少ない地域も含まれている。それでも比較的高い割合になったのは、災害から半年以上経ったといえども、まだまだ放射能への関心が高いと言えるのではないだろうか。早く「ガイガーカウンター」が必要なくなる日が来てほしいものである。



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