
インターネットコムとgoogleリサーチが、「ネット広告」について第3回目のリサーチを行った。今回は、Webコンテンツの内容と関連性の高い広告を配信する、コンテンツ連動型広告に注目した。
調査概要
調査対象は、全国10代~50代以上のインターネットユーザー1,078人。男女比は、男性が52.8%、女性が47.2%。年齢層は、10代が16.5%、20代が17.8%、30代が21.5%、40代が16.3%、50代以上が27.8%となっている。
コンテンツ連動型広告については、見たことのある人が41.7%、ないが30.9%だった。見たことのある450人のうち、「頻繁に見る」が16.7%、「どちらかというとよく見る」が43.3%、「たまに見かける程度」が33.3%、「めったに見ない」が6.7%。全体的な傾向は前回と変わっていないという。
ただ、コンテンツ連動型広告への評価は高まっており、「とても役立つ」と感じている人は4.7%に留まってはいるものの、「役立つ」「どちらかといえば役立つ程度」と回答している人は、それぞれ15.8%と38.4%で良い評価が前回より増加した。
プラスの評価が増えた要因は、ユーザーがコンテンツ連動型広告に慣れてきたせいだろうか。携帯・スマホに触れる機会が多いことから、必要なもの、不必要なものを見極めることができるようになり、それなりに広告を活用できているのかもしれない。また次回、広告に対してどのような反応が生まれるか、調査結果が待たれるところである。
インターネットコムgooリサーチ