息子や娘が就職氷河期に入社して欲しい企業とは?
日経HRの転職情報サイト「日経キャリアNET」は、会員を対象に就職氷河期と言われる今年に「自分の息子や娘に入社して欲しい企業」の調査を行った。
息子には三菱商事、トヨタ自動車など日系大手が人気
息子に入社して欲しい企業1位は三菱商事。2位は地方公務員で、3位からはトヨタ自動車、パナソニック、ソニーとなった。上位の外資系ではグーグル、ゴールドマン・サックス、日本IBMにとどまりまった。
20代は安定志向、30代は仕事のやりがい
息子に入社して欲しい企業の理由としては「仕事をとおして成長できそう」が全体で1位となった。2位は「仕事が面白そう・楽しそう」3位は「安定性がある」という結果。年代別に理由にも差があり、20代は安定志向が多いようだ。
娘に入社して欲しい企業は資生堂
娘に入社して欲しい企業1位は資生堂。資生堂は全世代の人気が高い。2位は息子と同じく地方公務員、3位からは全日本空輸(ANA)、三菱商事、ベネッセコーポレーションとなった。
息子に比べ、年収よりも安定性と企業ブランドを重視
娘に入社して欲しい企業の理由としては、安定性や企業ブランド、福利厚生を重視する傾向にあるようだ。「女性管理職も多くキャリアやスキルを高められそう」という女性が働きやすい企業のほか、「余計な苦労をしてほしくない」と言う理由で企業ブランドにこだわるなど、息子にはないコメントが印象的だ。
日経キャリアネット・アンケート結果日経HR