ほめて育てる～「モチベーションに関する調査」から

株式会社ジェイティービーモチベーションズは、全国の20～34歳の携帯アプリを日常使用している男女518人に対し、モチベーションに関する調査を実施した。

調査方法は、インターネット調査、調査地域は、全国。調査期間は、2010年6月10日～2010年6月11日となっている。

調査結果によると、「“やる気が出たとき”はどんなときか」の問いには、「自分の好きな仕事をしているとき（62.9％）」、「上司や仲間にほめられたとき（60.2％）」との回答が他のものよりも10％以上高い結果となっている。

逆に、「“やる気が失ったとき”はどんなときか」の問いには、「達成感のない仕事をしているとき（39.8％）」、「自分の嫌いな仕事をしているとき（34.6％）」、「職場の同僚や仲間からの疎外感を感じたとき（34.2％）」との回答となった。

「“やる気の出るプログラム”は何か」の問いには、「有給休暇以外の休日制度（22.2％）」、「研修やセミナーなどのプログラム（17.4％）」、「職場旅行や運動会などの社内イベント（11.4％）」が上位を占め、また、「“やる気に効果のないプログラム”は何か」の問いには、「社長やトップからのメッセージ発信の場（18.3％）」、「研修やセミナーなどのプログラム（16.2％）」、「上司との定期的な面談機会（13.9％）」との結果となった。

児童や生徒の「意欲」を教師がフォローするのが「ゆとり教育」のスタイルといわれているが、今回の調査結果にはその傾向が如実に表れているようだ。学校の延長として会社を考えているのか、モチベーションというカタカナ言葉でかたずけられない問題が含まれているのかもしれない。



株式会社ジェイティービーモチベーションズ
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