日本ユーザーはウイルスに対する意識が高い
オランダのセキュリティ企業「AVG Technologies」は現地時間の2010年8月23日、世界のネットワーク接続の安全性に関する国別ランキングを発表した。最もウイルス被害にあう機会が多い国がトルコ(10人に1人)、続いてロシア(15人に1人)となっている。我が国日本は先進国の中でも比較的安全で、
対象国内では世界第3位(404人に1人)に輝いた。
また、AVGは7月最後の週にウイルスに対する脆弱性について144カ国を対象に調査した。被害にあう確率が高かった順にアメリカが9位(48人に1人)、イギリスが30位(63人に1人)、オーストラリアが36位(75人に1人)という結果になった。
ネットワークが安全な国第1位はシエラレオネ、続いて第2位がニジェールとなっているが、どちらもブロードバンドが十分に普及していない国である。インターネットユーザーが全人口の78.2%を占める日本が安全なのは、ネットワークの普及にともない
ユーザー自身の意識が高まっているからだとAVGは分析している。
特に日本のウイルス対策ソフトは有料からフリーのものまで多数あり、最近ではUSBメモリやパソコンそのものにまでセキュリティ機能がついているものが出回っている。ユーザーが常に意識し続けることで安全が保たれていることを忘れてはならない。
TURKEY AND RUSSIA TOP RISKY SURFING TABLE. SIERRA LEONE AND JAPAN LEAD THE SAFEST(原文記事)