輸出は好調もカバーできず
30日、日本自動車工業会が発表した所によると、10月の国内自動車生産実績の四輪車の生産台数が前年同月比8.4%減の82万0861台となり、12か月ぶりに前年を下回った。
エコカー補助金制度の打ち切りによる反動減で国内需要が大きく落ち込み、国内の自動車生産台数も落ち込んだ形となる。車種別では、乗用車が同9.7%減の64万4965台。小型乗用車が同31.0%減の15万2466台と大幅マイナス。軽乗用車も同1.8%減の10万4849台。トラックは輸出が好調で、同0.1%増の9万7781台となった。バスは同0.9%増の8874台。
総合して、10月の国内需要は同23.2%減と大きく落ち込んだ。輸出は同10.9%増と好調だったが、全体をカバーできなかった事になる。