NTTレゾナント株式会社は、小学生の子どもを持つ保護者を対象に、小学生のインターネット利用に関するアンケートを実施した。有効回答数は13,925名。
同調査は、2002年7月に実施した第1回調査「小学生のインターネット利用に関する調査」、2004年5月に実施した第2回調査以降毎年実施している調査で、今回は第8回調査として、『gooリサーチ』の登録モニターに対し、2010年10月1日から10月11日にかけて実施した。
調査結果によると、インターネット開始時期のトップは「小学校1年生(21.8%)」、次いで「小学校3年生(18.6%)」となり、昨年と同様の傾向を示す結果となった。
インターネットの利用時間については、「週に30分未満(37.0%)」が最も多く、「週に30分未満から1時間未満(26.1%)」を足すと、6割を超えている。
また、パソコン環境別にみると、週に3時間以上の合計が最も高かったのは、「子ども1人に1台のパソコンを使っている(29.1%)」となり、続いて、「子どもたち専用のパソコンがあり、複数の子どもたちで1台のパソコンを使っている(22.3%)」、「親と共有のパソコンを使っている(11.3%)」となった。
さらに、インターネットの閲覧目的については、昨年同様「ゲーム(58.9%)」が最も多く、次いで「検索(趣味・娯楽に関するもの)(52.8%)」、「検索(勉強や宿題のため)(51.1%)」の順となった。
子どもが携帯電話・PHSを持つのに適切だと思う時期は、「高校1年生(44.5%)」が最も多く、次いで、「中学校1年生(19.4%)」、「大学生(8.4%)」となった。
『gooリサーチ』とは、ポータルサイト『goo』を運営するNTTレゾナントが企画・実査・集計を行う、インターネットリサーチ・サービスのこと。
『キッズgoo』とは、2001年7月に開設した、『子ども向けWeb検索サービス』などの提供を行う“小学生向けポータルサイト”のこと。
情報を与えられる量は、徐々に増やすほうがよいのではないだろうか。パソコンは単なるツールであって、ある程度のベースが備わっていればこそ、情報の取捨選択など有効な利用効果が見込まれる。リセットの効かない継続的な学習を受けてからでも、遅くはないのだろうが。
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