はじめに
インターネットリサーチ株式会社マクロミルが実施した新成人の男女500人を対象にした新成人に関するに関する調査によると59%の人は「飲食費の支払いは、年齢や性別に関係なく割り勘がよい」と回答した。
新成人の消費、男女観、結婚観
これは新成人の消費、男女観、結婚観に関する問いへの回答で、「クーポン券やポイントカードを活用して賢く買物をしたい」と考える人は92%、「衝動買いよりも、比較検討をして買い物をすることが多い」は74%と、男女とも堅実な消費行動が見受けられる。
また、「飲食費の支払いは、年齢や性別に関係なく割り勘がよい」は59%、「おごられるのは気を遣うので好きではない」は55%と「割り勘志向」が過半数を占め、男女別にみると特に女性でその傾向は強く見られる。
男女観については、「男だから、女だから、~でなければならないという考え方は、自分にはない」が61%となり、恋愛においては、「告白は男性がするものである」「デートの支払いは男性が多く出すものである」という考えが50%程度、男女別にみると、男性で「告白は男性がするものである」と考える人は46%に留まったという。
結婚観については、「結婚したら共働きが理想だ」は64%、「結婚したら家事は分担したい」は83%、「夫婦の関係は平等であるべきだ」は92%となっており、収入が伸びない昨今において、夫婦共働きで家事を分担し対等な夫婦関係を希望する人が多いようだ。
おわりに
一方的にパートナーに依存した生活スタイルは過去のものとなりつつあり、対等な人間、男女、そして夫婦関係を求める新成人の意識をどのように見るか、彼らより上の世代の人は、新成人と接し方として意識の片隅に置いておくと良いのではないだろうか。
株式会社マクロミル