フォートラベル株式会社(以下、フォートラベル)は、運営する旅行総合情報サイト『旅行のクチコミサイト フォートラベル』の利用者を対象に、「羽田空港から行ってみたい海外の旅行先」について、アンケートを実施し、調査結果を発表した。
調査期間は、2010年11月10日から2010年11月17日で、調査方法は、フォートラベル利用者へのアンケート方式での、2011年2月末までに羽田から就航予定の17都市から、行ってみたい旅行先を選択するというもの。
調査結果によると、「1位 ソウル」、「2位 台北」、「3位 パリ」、「4位 ニューヨーク」、「5位 シンガポール」、「6位 ホノルル」、「7位 香港」、「8位 バンコク」、「9位 ロサンゼルス」、「10位 クアラルンプール」との結果となった。
まず、1位の「ソウル」、2位の「台北」については、飛行時間も短く、2万円台のツアーも発売されている点や、羽田空港を利用した場合、金曜日に出発して、当日に現地に到着することも可能な点からみても、週末3日間で行ける海外旅行先として、今後とも人気となる可能性が高いようだ。
また、3位の「パリ」、4位の「ニューヨーク」については、深夜便であれば、短い日程でもヨーロッパや北米方面に出掛けることが可能となったことから、実現性というよりも願望の面からの結果といえる。
さらに、5位の「シンガポール」についても、深夜に出発し、翌朝早朝に到着することから、無駄なく現地での時間を多く確保でき、「ソウル」や「台北」同様、週末会社を休まず旅行を楽しむことができる点から上位にランクしたようだ。
ちなみに、10位の「クアラルンプール」については、ローコストキャリア(LCC)のエアアジアXの就航が12月から開始されたことが大きく影響したように見受けられる。
景気の伸び悩みから、近場が人気ということなのかもしれないが、週末だけの気ぜわしい旅がお得意の日本人らしいアンケートの結果といえそうだ。
フォートラベル株式会社リリース