はじめに
料理に使う材料、調味料の分量、調理に掛かる時間などが記されているレシピ。インターネットが発達した現在では、検索を行えいレシピを手に入れれば、有名シェフの料理をも手軽に再現できるようになった。
ケータイレシピ検索サイトに関する調査
モバイルリサーチを展開するネットエイジア株式会社(本社:東京都中央区 代表取締役:三清 慎一郎)では、「ケータイレシピ検索サイトに関する調査 2011」をモバイルリサーチにより実施し、全国の18歳から49歳までの男女で、週に1回以上自分で料理を作ると答えた1070名の携帯電話ユーザーの回答を得たという。
結果、複数回答形式で聞いた「料理をするときに参考にするもの」という質問の答えとしては、料理本が62.8%で最も多く、以下、母親から教わったレシピが59.3%、インターネットが55.7%、テレビが51.9%、雑誌が43.9%と続く。
母親から教わったレシピが多いのは「参考にしたもの」というよりは、過去に母親に聞いたということと推測できる。
さて、「料理をするときに参考にするもの」という質問で、テレビ・雑誌よりも多くの人が参考にしていたことがわかったインターネット上のレシピだが、「料理のレシピを検索できるケータイの『レシピ検索サイト』を利用したことがあるか」という質問を全員にしたところ、利用したことがあるは 51.2%で利用したことはないの48.8%を上回ったという。
続いて、「ケータイのレシピ検索サイトを利用したことがある」と答えた人に「レシピ検索サイトをどのくらいの頻度で利用するか」を聞いてみたところ、「ほぼ毎日」から「週に1日程度」までを累計した「週に 1日以上(計)」は44.5%、「月に1日程度」まで広げた「月に1日以上(計)」では77.6%となり、利用者の多くが継続的に利用しているということがわかったという。
次に先程の質問で「ケータイのレシピ検索サイトを利用したことがある」と答えた人に「利用したことがあるケータイのレシピ検索サイト」を複数回答形式の質問の答えとして最も多かったのは「モバれぴ」で、53.1%。以下「味の素簡単レシピ」が 37.4%、「キッコーマン速攻レシピ」「Yahoo!レシピ」がともに27.6%、「シュフモ」が24.1%と続く。
最後に、回答者全員に「ケータイのレシピ検索サイトを利用する際に(利用するとしたら)、重視する点は何か」という設問の答えで、最も多かったのは「無料で利用できること」で78.8%であった。以下「簡単な料理であること」が61.9%、「食材から検索できること」が60.7%、「レシピがわかりやすいこと」が57.9%、「掲載レシピが多いこと」が46.4%と続く。
おわりに
主婦を中心として、毎日の献立に悩む人は多いはず。インターネット上のレシピ検索サイトには実に多くのレシピが掲載されている。カロリーや塩分計算などもされているものもある。さらに、携帯やスマートフォンから見られるレシピ検索サイトを使えば外出先からレシピを閲覧でき、買い物をする際に必要な食材をリストアップするのに便利だ。
使い方いろいろの「レシピ検索サイト」。お料理は好きだけど自信がなくてという人は、一度レシピ検索サイトをチェックしてみてはいかがだろうか。
ネットエイジア株式会社