17日、20〜40代の会社員823名を対象に睡眠に関する調査が行われた。調査を行った睡眠改善委員会によると、「かくれ不眠者」は快眠者よりも年収が低い傾向があると発表された。
睡眠不足を感じたり、睡眠自体を軽視している人物を「かくれ不眠者」として同委員会は分類。快眠者とのデータを比べたところ、かくれ不眠者の年収は400万円未満が51.4%、400万〜600万円が18.3%、600万円以上が10.6%であるのに対し、快眠者は400万円未満が47.4%、400万〜600万円が19.0%、600万円以上が14.4%という数字が浮かび上がったという。
他、この1年ほどの就業時間については「以前より勤務時間が長くなった」と回答したのは、かくれ不眠者が15.6%、快眠者が10.6%。同委員会は「年収、業務量、勤務時間の実態から、かくれ不眠者の方が、業務量が増え、勤務時間が長いと感じているのにもかかわらず、年収が低い傾向がうかがえた」と分析している。