株式会社JTBは、「今年の夏、行ってみたい避暑地」に関するWEBアンケートを実施し、調査結果をまとめた。
調査は、同社が運営するJTB旅のアンケート「たびQ」で、調査期間は、2011年4月28日から5月4日まで行われ、有効回答数は、10代から70代の男女10,182件となった。
調査結果によると、「今年の夏、避暑地に行ってみたいですか?」の問いには、「行ってみたい(59%)」、「行きたくない(10%)」との回答結果となった。
次に、「行ってみたい」と回答した人に、「行ってみたい国内の避暑地はどこですか?」の問いには、「軽井沢(1,921票)」、次いで、「富良野(1,882票)」、「上高地(1,727票)」との回答が上位となった。「蓼科・霧ケ峰(1,080票)」、「箱根(1,058票)」と続いている。
また、この夏の旅行を予定している人に、「旅行に行く理由は何ですか?」の問いには、「恒例にしている(56%)」、次いで、「自宅を離れて暑さを避けるため(9%)」、「家族・同行者の希望だから(7%)」、「自宅の節電のため(6%)」、「GWに旅行に行かなかったから(6%)」と、節電を意識した回答が目につく結果となった。
避暑(ひしょ)とは、一年の内のある期間を、住んでいる土地での暑さや強い日差しを避けて涼しい土地で暮らすこと。俳句の七月の季語とされており、一年中暮らす場合は、避暑とは呼ばない。
始まりは明治時代、バカンスと呼ぶ長期休暇が当たり前の外国人宣教師や牧師、教師などが、外国人避暑地をつくったといわれている。自然の中で心も体もリフレッシュを図ることが本来の目的であろうが、大型ショッピングモールなどの都市化されたサービスへのニーズも増えているようだ。
理由はどうあれ、四季のわかりやすい日本を享受できる良い機会。生活のメリハリをつけるのにも、もってこいではないだろうか。
株式会社JTBリリース