
セキュリティ・テクノロジーのリーディングカンパニー、マカフィーが、2010年10月26日に発表した報告書によると、わが日本のドメイン、「.jp」は、国別ドメイン名では2年連続世界一安全であることが分かった。
世界第1位の安全性
マカフィーが発表したのは、「危険なWebサイトの世界分布2010」。これが4回目の調査で、2,700万以上のWebサイトと106のトップレベルドメインに対し、マカフィー独自の技術を使って分析した。
「.jp」は国別で第1位だっただけでなく、全トップレベルドメインの中でも、「.travel」、「.edu」についで第3位。「.jp」のwebサイトを464,000件以上検証した結果、99.9%安全だったという。
この事実を知らしめるため、JPドメイン名の登録管理を行う株式会社日本レジストリサービスは、「世界水泳」開催の折、中継番組提供枠で、いかに「.jp」が安全かを表現したCMを放映した。「.jp」は、「.ie」(アイルランド)、「.hr」(クロアチア)、「.au」(オーストラリア)「.ch」(スイス)といった他国のドメインと競泳のようにスピードを競争。ドメインの定義や種類、「.jp」の安全性を分かりやすく解説した。
「世界水泳」では、日本選手の活躍は世界一とは言えなかったようだが、ドメインでは一歩リードしていたようである。
ちなみに、安全な国別ドメイン名の2位は「.gg」(ガーンジー諸島)、3位は「.hr」(クロアチア)。危険なドメイン名(国別以外も含む)は、危険な方から「.com」「.info」「.vn」(ベトナム)。
株式会社日本レジストリサービス