
最近、キッチンに立つ男性が増えているようだ。株式会社ミツカンは、30代~40代の既婚男性416人に「家庭での料理意識・実態調査」を行った。
調査結果
家庭で料理を作る頻度は、多い順に「週に1回程度」(32%)、「週に2~3回程度」(25%)、「月に1回程度」(17%)。「週に4回以上」料理をしている人が13%いるので、週に1回以上料理をする人は70%いることになる。
「最近数ヶ月で料理をする頻度が増えた」という父親は、26%と全体の4分の1もいた。料理のきっかけは、「家族サービス」(46%)、「お金の節約」(26%)、「家にいる時間が増えたから」(24%)、「趣味のひとつにしたくて」(24%)、「家族の絆を強めたくて」(22%)などの答が挙がった。
震災後、勤務形態に影響が出て父親が家にいる時間が増え、また節電などの影響もあって、経済的な自宅での料理が増えたのではないだろうか。料理をしてみると、意外と創造性のある作業で、やみつきになるパパも多そうだ。ネットなどで、メニューが参照できるのも追い風になっていると思われる。
料理パパの得意料理は、「カレー」(32%)、「パスタ」(24%)、「チャーハン」(21%)、「煮物」(13%)、「焼きそば」(11%)、「野菜炒め・炒めもの」(11%)など。このメニューからは、子供が食べられるものを優先して作っている姿が浮かぶ。
料理パパの腕前が冴えて、家族の笑顔が増えれば、絆もいっそう深まるだろう。今後も料理の腕を磨いてほしいものだ。
株式会社ミツカン