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2024年11月03日(日)
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「なでしこ」ファン数でプロ野球を上回る! 「2011年スポーツマーケティング基礎調査」

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「なでしこ」ファン数でプロ野球を上回る! 「2011年スポーツマーケティング基礎調査」

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調査結果
株式会社マクロミルと、三菱UFJリサーチ&コンサルティング株式会社は、共同企画として「2011年スポーツマーケティング基礎調査」を実施し、その結果を公表した

調査は、2011年9月1日から9月5日の5日間に、全国15歳から69歳のマクロミルの調査専用パネルに対して行われ、回答数は、男性1,000名、女性1,000名、計2,000名となった。

調査結果によると、「スポーツの位置付け」は、「することにも見ることにも大きな関心がない(37.9%)」、「見ることの方が好き(35.3%)」、「することの方が好き(15.5%)」、「することも見ることも好き(11.4%)」との結果となった。

また、「スポーツ参加市場規模」は、約2.9兆円と初めて3兆円割れとなり、年間平均支出額は、「スタジアム観戦(23,228円)」、「用品購入(26,808円)」、「施設利用・会費(48,851円)」となり、すべての項目で減少している。

特に、「スタジアム観戦にかかる出費」は、一回当たりの金額は、「チケット代(2,619円)」、「交通費(1,919円)」、「飲食費(1,554円)」、「グッズ費(536円)」、「記念品等費(432円)」となり、「交通費」以外の項目で5%前後の減少となっている。

さらに、「スポーツ関連メディアへの支出率(一円以上の支出者の比率)」では、回答数の25.3%が、何らかのメディアに対して支出しており、「書籍、雑誌、ハンドブック等(14.9%)」、「ゲームソフト(8.4%)」、「有料放送(5.4%)」、「CD、DVD(4.7%)」、「インターネット有料配信(0.9%)」の順となった。

「ファン人口の推移」でみると、「サッカー日本代表(4,717万人)」、「なでしこジャパン(3,909万人)」、「日本のプロ野球(3,685万人)」、「Jリーグ(1,416万人)」となり、「Jリーグ」以外は増加している。

ブームに踊らされるよりも、国民がリスペクトできるポジションへと、スポーツのステイタスを引き上げる必要性は、高まっている。本来、テレビ中継でも、こけおどし気味の選手紹介や、画面分割、頻繁なCMの挿入に加え、番組宣伝を兼ねた芸能人の起用は、全く意味がないのではないだろうか。

外部リンク

株式会社マクロミル
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