
旅行をしようと思う時、宿泊場所や交通機関を調べたり、予約をしたりするのに使っているインターネット。旅先ではどんな使われ方をしているのだろうか。インターネットコムとgooリサーチが、その実態を明らかにするため、「旅行とインターネット」に関する調査を行った。
調査の概要
調査対象は、全国10代~60代のインターネットユーザー1,095人。性別では、男性52.7%、女性47.3%。年代別では、10代が16.4%、20代が18.0%、30代が21.4%、40代が16.3%、50代が15.6%、60代が12.3%。
この1,095人のうち、国内・国外旅行をした人は766人(70.0%)。そのうち旅先でインターネットに接続したのは339人(44.3%)。接続した場所は、「ホテルや旅館」が257人、「駅」が111人、「レストランやカフェなどの飲食店」が109人だった。
なお、旅行の際に携帯した機器は、「通常の携帯電話」が617人。「スマートフォン」は149人とかなり少なかった。
この調査からは、旅先でも約半数の人がインターネットを活用しているのが分かった。「ホテルや旅館」では備え付けのPCを使ったのか、自分の機器を使ったのかは不明だが、腰を落ち着けられるところから、もっとも利用率が高かったようだ。また、スマートフォン市場の拡大とともに、携帯する機器の割合も変わってくると思われる。次回の調査結果ではどのような変化があるか興味深い。
インターネットコムgooリサーチ