
株式会社ネットマイルが、「お子様の食生活についての調査レポート」を発表した。調査は、全国の小・中学生の子どもがいる親に対し、子どもと一緒に子どもの意見を答えるという形で、500名の回答を得た。
調査概要
調査対象の500名のうち、男の子が270名、女の子が230名。小学校低学年(1,2年生)が122名、中学年(3,4年生)が123名、高学年が104名。中学生(1年~3年)が151名。
毎日3食(朝、昼、夜)をきちんと取っているかどうかの質問には、全体の97.2%が毎日3食取っていると答えた。また、朝食には主に何を食べているかについては、「パン」が全体の68.5%、「お米」が67.1%と、「パン」の割合がやや高い。性別で見ると、女の子が「パン」、男の子が「お米」を好む傾向が見られた。
食事以外の間食について質問すると、「おやつを食べる」が全体の89.2%となった。学年別で見ると、小学校低学年が92.6%なのに対し、中学生は82.1%となっており、学年が上がる毎に割合が減っているようだ。
家で一緒に食べる相手は、1位が「お母さん」で93.4%、2位が「兄弟姉妹」で51.2%、3位が「お父さん」で48%という結果になった。いまだにお父さんが忙しく、一緒に食べられない姿が浮かぶ。
家の食事は「お母さんやお父さんが作った料理」が96.8%と圧倒的に多かった。「スーパーなどで買ってきたおかずやお弁当」(17.4%)、「いつでも手軽に食べられる料理」(11.0%)がこれに続く。また、普段食卓に並ぶ食材は、「肉」95.8%、「野菜」93.8%、「お米」93.2%、「魚介類」81.8%の順だった。
この調査からは、子どもたちがほぼ十分に3食を食べ、栄養も考えられた家の食事をとり、お父さんはやや機会が少ないものの、お母さんと一緒にご飯を食べている事実が分かる。
一時、朝ご飯を食べずに学校に行く子どもたちがクローズアップされていたが、改善されてきたのだろうか。子どもたちには、「嫌いな食べ物が出る」「食材の種類が偏っている」など色々な不満があるようだが、まずはちゃんと食べている事が分かり、ほっと胸をなで下ろしたいところだ。
詳しい調査結果は
こちらから。
株式会社ネットマイル