お歳暮には「商品券」を贈られたい。─お歳暮に関する調査より─

ライフメディアリサーチバンクが、20歳以上の配偶者のいる人1,638名を対象に、「お歳暮」について調査を実施した。

お歳暮を贈る予定のある人は、49.7%に上り、回答数の約半数だった。お歳暮の贈答件数は、2件が一番多く28.0%、3件が次いで23.3%、1件が16.0%で、回答の約3分の2が3件以下という結果になった。

お歳暮の贈り先(複数回答可)は、両親・義理の両親が59.7%と一番多く、親戚が37.1％、兄弟姉妹・義理の兄弟姉妹が27.0%と続いた。

お歳暮の購入場所(複数回答可)は、デパートが45.1%、インターネット通販が31.8%、スーパーが29.6%の順だった。伝統的なデパートはまだ強いが、便利なインターネット通販の利用者が増えているのが見てとれる。

贈る予定のもの(複数回答可)は、ビールが29.7%、ハム・ソーセージが28.5%、お菓子類が25.8%と、食料品が好まれている。一方、贈られて嬉しいものは、意外にも商品券が38.0%と一番多く、その後をハム・ソーセージが37.1%、ビールが34.6%と追っている。

商品券は、贈る予定では4.8%しかなく、実際に贈られる事も少ないようだが、年末年始の買い物に向けて様々に利用できる事から、欲しいと思う人が多いのかもしれない。これからお歳暮を贈る人には、参考になるデータである。



ライフメディアリサーチバンク