オンラインでの診療予約、2割近くのユーザーが経験。今後普及する可能性大

街で一番繁盛している医院へ行ったら、予約はオンラインでできると分かった。待ち時間もPCで後どのくらいか分かる。その場にいなくていいそうだ。以前は待合室に2時間待ちも当たり前だったのに、何と便利になったのだろう。そんな経験はお持ちだろうか。

街にはぼちぼちオンライン予約できる病院が出てきている。そこで、インターネットコムとgooリサーチが、「オンライン予約システム」について調査を行った。

調査対象は、全国10代～60代以上のインターネットユーザー1,081人。男女別では、男性が52.5%、女性が47.5%。年齢別では、10代が16.4%、20代が18.5%、30代が21.7%、40代が15.8%、50代が15.9%、60代以上が11.7%。

このうち、203人（18.8%）が「オンラインで予約したことがある」と答え、855人（79.1%）は「オンラインで予約したことはない」と答えた。また、「オンラインで予約したことがある」人のうち、189人（93.1%）がオンラインの予約は便利だと思っていることが判明した。利用したほとんどの人が、オンライン予約の利便性を認めていることになる。

一方、「オンラインで予約したことはない」と答えた855人のうち、359人は、「該当する医療機関がオンラインで受け付けていなかった」と回答し、医療機関のオンライン化さえ進めば、オンライン予約を試す姿勢を見せていた。

この調査からは、今後、医療機関のIT化とともに、オンラインでの診療予約が広まる気配が感じられる。



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