将来の金銭的不安要素を調査
11月28日、インヴァスト証券株式会社は以下の要領で全国の20代~60代の男女500人を対象でに消費者の“お金”に関する意識調査」をした。これは本年4月に行った第1回調査に引き続き2回目で、調査内容は、「将来の金銭的不安」や「節約」に関する内容と昨今の「円高」についても意識調査をした。
■調査概要
調査内容 :第2 回 消費者の“お金”に関する意識調査
調査地域 :全国
調査対象者:20 代~60 代の男女
調査方法 :インターネット調査
調査期間 :2011 年11 月7 日~9 日
有効回答数:500 サンプル(20 代、30 代、40 代、50 代、60 代で各100 サンプル)
一番心配なのは老後の資金
結果から最も大きな将来の金銭的不安要素は「老後資金(年金など)」が39.2%と全体の約4割を占めていた。次に「漠然とした不安(14.8%)」、「資産の目減り(10.4%)」と続きました。40代・50代の年代では「老後資金」との回答は、それぞれ53%・51%となり最も多くなっている。
高齢層は若年層以上に身近な問題として年金の不安を感じていることが明確になった。
20代では年金をどうとらえているのか?
20代では、「漠然とした不安」が29%で最多となり、「仕事」が22%、「老後資金」は19%で3番目目となった。若者は現在の身近な問題に対する不安より不景気や年金問題など先の見えない社会情勢などに対しての潜在的な不安が大きいと思われる。
年金の代わりに何に期待するのか?
回答の中で「貯蓄」は43.8%と前回調査(37.8%)より6%増加、「今後増えそうな(増やしたい)支出」のなかで圧倒的な割合を示している。
「現在お金を費やしているもの」でも「貯蓄」との回答は21.4%と、以前(2011年8月)の調査(12.4%)に比べて9%増加しています。調査結果の貯蓄意識の背景には、年金問題などをはじめとした将来の金銭的不安や円高による資産の目減りなどに不安要素が多いと思われます。

インヴァスト証券
http://www.invast.jp/http://www.invast.jp/company/release/pdf/2011/1128.pdf