
携帯に加えてスマホユーザーが増えてきた今、モバイルショッピングも以前よりはやっているのではないだろうか。そこで、インターネットコムとgooリサーチが、「ショッピング利用」について第2回目の調査を実施した。
調査結果
調査対象は、全国10代~50代以上の携帯ユーザー1,086人。男女別では、男性が40.1%、女性が59.9%。年齢別では、10代が3.8%、20代が29.7%、30代が34.5%、40代が24.5%、50代以上が7.6%。
モバイルショッピングの利用経験は、「よく購入する」が12.2%、「ときどき購入する」が28.5%、「購入したことがある程度」が24.6%。前回調査では、それぞれが11.7%、26.8%、25.5%で大した差はないが、少しずつ購入の度合いが増えている様子が見てとれる。購入経験がない人は、「アクセスするが購入したことがない」が18.3%、「アクセスしたことがない」人が16.5%。
購入・アクセス経験のない378人にその理由を聞いたところ、「パソコンの方が便利だから」が70.9%と一番高い割合を示した。その後に「パケット代がかかるから」12.4%、「欲しいものがないから」9.3%が続いた。その他の理由の中には、モバイルショッピングの安全性を心配する声や「実際に商品を見て買いたい」という意見があった。この結果からは、携帯・スマホよりPCの方が信頼度の高い事がうかがえる。
また、利用経験者に決済について聞いてみると、「クレジット決済」が74.7%とダントツに多く、「コンビニ決済」は10.6%、「配達時代金引換」は8.2%だった。オンライン通販にクレジットカードを使うのにためらいを感じる人がいる一方で、その利便性とカード会社の補償制度が評価されているのかもしれない。
いずれにしろ、スマホ市場の拡大とは関係なく、ユーザーは、モバイルショッピングには慎重な姿勢を崩していないようだ。
インターネットコムgooリサーチ