スマホ・タブレット市場の成長で、ますますインターネットは身近になっている。さまざまな生活形態が広がる中、ネット上の食材宅配サービスは、24時間いつでも注文できるため徐々に人気が上がっている。そこで、インターネットコムとgooリサーチでは、「ネット食材宅配サービス」について調査を行った。
調査結果
調査対象は、全国10代~60代以上のインターネットユーザー1,108人。男女別では、男性が53.1%、女性が46.9%。年齢別では、10代が16.2%、20代が18.1%、30代が21.5%、40代が16.6%、50代が15.5%、60代以上が12.2%であった。
1,108人のうち、インターネットで食材を購入しているのは443人(40.0%)。このうち過去に購入したことがあるのは234人(21.1%)で現在は購入していないという。その他に50人(4.5%)が日常的に購入しており、159人(14.4%)が時々購入していると答え、現在合わせて18.9%が、「ネット食材宅配サービス」を利用していることが分かった。
また、現在購入している209人について「利用している食材宅配サービス」を複数回答で質問すると、「楽天などネットのショッピングモールに仮想店舗を持つネット食材宅配サービス」が90人、「店舗を持つスーパーマーケットの運営するネット食材宅配サービス」が67人、「生協の運営するネット食材宅配サービス」が65人、「その他の企業の運営するネット食材宅配サービス」が46人となった。この結果からは、仮想店舗を展開するネットのショッピングモールの人気が高いことがうかがえる。
なお、ネット上の食材宅配サービスは、育児や仕事、介護で忙しいユーザーにも便利で、重い物の配達もしてくれ、新しく安全な食材を提供し、献立のヒントもくれるというたくさんのメリットがある。今後、ますますサービスの利用者が増えていきそうな勢いだ。
インターネットコムgooリサーチ