
テレビに面白い番組が無いと、つい動画共有サイトを見てしまう。そんな経験はないだろうか。それぐらい、動画共有サイトには面白いものが揃っている。そこで、インターネットコムとgooリサーチは、「動画共有サービス」について調査を行った。
調査概要
調査対象は、全国10代~60代以上のインターネットユーザー1,095人。男女別では、男性が52.9%、女性が47.1%。年齢別では、10代が16.6%、20代が18.3%、30代が21.6%、40代が16.0%、50代が15.6%、60代以上が11.9%であった。
このうち動画共有サービスを利用しているのは928人(84.8%)。かなり多くの人々が利用していることが分かった。その中でも「よく利用する人」は370人(33.8%)ほどいる。また、複数回答で利用している動画共有サイトを聞くと、「YouTube」が913人(98.4%)と圧倒的だった。その後を「ニコニコ動画」(465人)と「FC2動画」(175人)が追っている。YouTubeの知名度の高さを改めて感じさせる調査結果であった。
さて、これだけ利用しているのに、有料動画(有料コンテンツ)を購入しているかを問うと、839人(90.4%)が買わないと答えた。「よく購入している人」に至っては8人(0.9%)しかいなかった。確かに、無料でも世界中から面白い動画が集まっている。別段、有料動画を買わなくても満足してしまうのだろうか。
これから、有料動画は人気が出てくるのだろうか。このまま無料動画の勢いが止まらないのだろうか。今後の調査の結果を待ちたいものである。
インターネットコムgooリサーチ