
株式会社マクロミルが、全国の20~40代を対象にした、『メールマガジンに関する調査』の実施結果を発表した。調査手法はインターネットリサーチだ。調査期間2009年12月2日~12月3日。有効回答数は500名から得られた。
受信しているメルマガのジャンルを尋ねたところ、1位「ショッピング(69%)」2位「旅行・レジャー(40%)」「グルメ・料理レシピ(40%)」となった。「ショッピング」は男女・年代ともに最も多くなっている。男女別にみると、男性では「パソコン・インターネット(40%)」「金融・マネー(32%)」の割合が女性に比べて高く、女性は「ショッピング(76%)」「グルメ・料理レシピ(49%)」「ファッション・ブランド品(47%)」の比率が高い。
また、「ショッピング」「旅行・レジャー」「グルメ・料理レシピ」「インテリア・雑貨」「健康・ダイエット・癒し」「自動車・バイク」については年齢が上がるほど受信している人が多い結果となった。
また、読みたいと思うメールマガジンはどんな内容か尋ねたところ、「クーポン割引情報(63%)」、「キャンペーン情報(63%)」が最も多く、次いで「興味のあるジャンルの情報(57%)」である。男女別にみると、女性では「クーポン割引情報(70%)」、「キャンペーン情報(68%)」が男性(57%)に比べ高い割合となっている。年代別にみると、20代では「クーポン割引情報」が他の世代よりも10ポイント以上高い72%だ。さらに、若年層ほど「よく行くお店の情報」が高くなっており、実用的で即時性のあるメールが若者に好まれている傾向も見られる。対して、高齢層では「興味のあるジャンルの情報」の割合が高くなっている。
なお、「タイトルで読むか読まないか判断する」人は84%となっており、スーパーのチラシ同様、タイトルのインパクトで利用者を引き付ける傾向は更に強くなっているのだろう。
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http://www.macromill.com/(編集部 上田真之)