
インターネットコムとgooリサーチが1月15日~20日、『第13回携帯電話ユーザーのPC利用に関する定期調査』を、10代~50代以上の携帯電話ユーザー1038人に対して実施した。
その結果、パソコンを所有する携帯電話ユーザーの82.4%が「パソコン」をメインに利用していた。「携帯電話」をメインに利用している人は、8.3%にとどまった。ただ、第10回に比べると、2.1ポイント増加している。パソコンをメインに利用している人に、理由を聞くと、「携帯電話よりも情報が豊富だから」が84%と圧倒的に多かった。次いで、「手軽だから」が41.8%、「よく利用するサイトがパソコンにしか対応していない」が31.2%となった。
少しずつではあるが、携帯電話をメインに利用する人が増えている。これは携帯電話の機能の発達や携帯サイトの充実、また携帯の料金プランの工夫など、要因はさまざまだろう。ただ、パソコンに比べると、利用しようとするモチベーションが少ないのが現状だろう。携帯業界で革命的な携帯を開発するか、持ち運びが便利な携帯ならではのサイトを提供・拡大しない限り、この差は埋まらないだろう。
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http://japan.internet.com/research/20100129/1.html(編集部 松崎邦彦)