株式会社ニワンゴが運営するWEBサイト「ニコニコ動画」のニコ割アンケートで1月19日、「映画について」の調査を実施した。
その結果、1年に映画を見る回数は、「1~10回」が56.3%で一番多く、次いで「0回」が14.6%、「11~20回」が14%となった。また、1年に1回以上映画を見る人の中で、「映画館で見ない理由は何ですか」という問いに対して、「映画館まで行くのがめんどくさいから」が55.5%と一番多かった。続いて、「家でゆっくり見たいから」が48.2%、「映画館料金が高いから」が40%となった。
さらに、1年に1回以上、映画館で映画を見る人に対して、映画館で映画を見るきっかけを調査すると、「テレビCMを見て」が56.7%、「映画館やDVDなどで予告編を見て」が41.8%で、この二つの回答が突出した結果になった。
逆に、「blogやニュースサイトなどで紹介されているのを見て」が16.6%、「mixiなどのSNSなどで知り合いが紹介しているのを見て」が5.6%と、インターネットの情報から映画館に行く人は意外と少ないことがわかった。
このアンケートから、インターネットをよく利用する人は、家で過ごす時間を大切にする傾向があることがわかる。カウチポテト派を映画館に出向かせるためには、従来のやり方に加え、さらなるメリットを提供することが必要になるだろう。
<関連サイト>
http://www.nicovideo.jp/enquete/political/nm9433241
(編集部 松崎邦彦)