
インターネットコムとgooリサーチが1月20日~23日、「自宅パソコンに関する調査」を、10代~60代以上のインターネットユーザー1083人に対して実施した。
その結果、記憶装置でHDDを使用しているユーザーのうち、自宅のパソコンのHDDが故障したことのある人は36.7%だった。記憶装置でSSDを使用しているユーザーは4.7%で、そのうち、故障を経験したことのある人は16.0%。さらに、記憶装置の故障を経験したことのある人で、データ修復ソフトを試みた人は、37.2%だった。
また、ソフトを試みたユーザーのうち、「まったく復元できなかった」が39.5%と最も多く、次いで「全データ復元できた」が16.1%、「9割程度復元できた」が12.9%、「7~8割程度復元できた」が14.5%、「5~6割程度復元できた」が13.7%となった。
パソコン内に保存しているデータが消えてしまうと、大きなショックを受けることは間違いない。データを復旧し、気持ちも救ってくれるデータ修復ソフトだが、復元できなかった人が一番多かったことは残念だ。故障した経緯にもよるが、データ復元ソフトの改良が望まれる。同時に、故障しにくい記憶装置を開発することも、今後のパソコン業界の発展につながるだろう。
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http://japan.internet.com/research/20100202/1.html(編集部 松崎邦彦)