地球温暖化への意識調査
ギャラップ社によると【地球温暖化は大げさ】と考えるアメリカ人が、1998年に比べ、2009年では10%増加していると発表しました。
このギャラップ社というのは、アメリカの有名な民間調査会社です。特に大統領選挙の予想が有名です。
地球温暖化は大げさだと思いますか?
【地球温暖化の重大さにの報道に対して、あなたは「一般的に大げさ、正確もしくは過小評価どちらだと思いますか?」】という質問に対して、1998年の調査では「大げさは31%」、2009年では「大げさは41%」と10%の増加が認められます。
以下が質問の原文です。
Thinking about what is said in the news, in your view is the seriousness of global warming --[generally exaggerated, generally correct, or is it generally underestimated]?
ただ、この質問に対して「正確もしくは過小評価」と答えた人は1998年で61%、2009年で57%とほぼ横ばいです。このことは地球温暖化に関しての意識自体が下がっていないとも取れます。
年代別にはっきりと差が現れ
地球温暖化が大げさと感じるのは、年を重ねるごとに多くみられます。
*18歳~29歳では2008年で31%、2009円で31%とほぼ変化がないです。
*30歳~49歳では2008年で36%、2009年で43%と7%の増加です。
*50歳~64歳では2008年で37%、2009年で42%と5%の増加です。
*65歳以上では2008円で33%、2009年で47%と1年で14%の増加が見られます。
年齢に比例して、大げさと考える人が多いようです。これは地球温暖化に関してもそうですが、メディアや指導者にへ信用度にも関係があると思われます。
ギャロップ社によると、一般のアメリカ人は地球温暖化が本当であると思っているようですが、科学者やメディア、指導者が言っている事に対して「大げさ」と感じているようです。
さらに同社は景気の低迷が環境問題への関心をさげた要因であると考えます。
この調査は18歳以上の人間を対象に行われ、電話により行われました。この調査の誤差は4パーセントとされます。この調査は2009年のものですので、今年の調査にはどのような変化があるのでしょうか。

ギャラップ社の意識調査
http://www.gallup.com/poll/116590/Increased-Number-Think-Global-Warming-Exaggerated.aspx