
国柄によって違うメイクの仕方や基礎化粧品の使い方。日本では当たり前であることも海外に出ると当たり前ではなかったりする。
隣国の中国ではメイクのことをどう捉えているのだろうか?中国とインドを中心に、アジアでマーケティングとコンサルティング事業を行っている「INFOBRIDGE HOLDINGS GROUP LTD.」が、中国の三大都市、北京・上海・広州在住の20代~40代女性における化粧品使用に対する意識の把握を目的として、中国における「化粧品に関する意識調査」を行った。調査対象は前述の中国三大都市在住の20~40代の、スキンケア、化粧品を使用している女性。
調査の結果は以下のようになった。
・最も使用している基礎化粧品アイテムは「洗顔料」、96.3%
・最も使用しているメイクアップ化粧品は「リップグロス」、63.3%
・基礎化粧品、メイクアップ化粧品の購入の決め手は「友人・知人の意見」
・きれいだと思う女性「ノーメイクでもきれいな人」が74.7%
・化粧品がどこの国のブランドか気になるか、「日本産であるか」が41.7%
結果を見ると、基礎化粧品アイテムは日本と殆ど同じような結果だ。
ちなみに、2位はリップクリーム、3位はパックと、2位以下で日本と差が出る結果となった。
特筆すべきは「化粧品がどこの国のブランドか気になるか」のところ。
中国でもメイドインジャパンの化粧品は大人気。中国の富裕層は自家用ジェットで化粧品を日本まで買い付けにくる、という話があるぐらいなので、日本の化粧品は世界に出しても恥ずかしくない商品となっているようだ。
そして中国人がきれいだと思う女性は、すっぴんでも綺麗な女性。この結果を見ると、すっぴん美人な女性が女性受けも男性受けもいいというのは各国の共通事項なのかもしれない。ナチュラルメイクブームの中、女性はいかに「メイクしてない風にメイクするか」に力を入れる時代となってきた。すっぴん美人は肌が綺麗ということが綺麗の多数を占めていることもあり、肌が綺麗な女性は綺麗に見える、ということもいえるかもしれない。
化粧品における調査結果で、近いようで遠い、そして遠いようで近いことがわかった中国。アジアが誇れる化粧品として、日本の化粧品にもっと進化して欲しいものだ。
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