新興国人気は続く
YOMIURI ONLINEが「ランキングで読み解く投信」で「2009年4月から2010年3月までの過去1年」の「投資対象分類別、新ファンドの純資産ランキング」を掲載している。
ランキングを見ると、純資産で1位が34.0%の「外国債券・新興国型」で2位が22.2%の「外国株式・新興国型」となっている。債券、株式を合わせると新興国型が56.2%にもなる。
今の世界経済の牽引役が新興国であることを考えれば、当然の結果とも受け取れる。
ただ、気になるのは人気のある投資信託というのは「今までパフォーマンスが良かった」というものが多く、これからの運用成績の指針になるものではない、ということだ。
人気投信は金融機関も勧めやすいし、投資家も興味を持っていて、購入しやすい。投資の世界では「少数」が勝者になることが多いという経験則を考慮して自己責任において投資したいものだ。
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