株式会社クロス・マーケティングが、平日のコンビニエンスストアでの商品購入実態や、「商品選択時に気にしていること」を中心とした選択時の実態や重視点、更に利用頻度や目的などの利用実態を把握することを目的とした調査を実施した。
調査手法は、インターネットリサーチ、調査対象は、15~59歳の男女。調査地域は、首都圏(埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県)近畿圏(滋賀県、京都府、大阪府、兵庫県、奈良県、和歌山県)、調査期間は、2010年7月14日~2010年7月16日、有効回答数は、2,000サンプル。
調査結果によると、「平日のコンビニの利用目的」の問いには、「飲み物購入(65.4%)」、「お菓子購入(54.8%)」、「お弁当購入(50.6%)」、「ATM(26.6%)」、「タバコ購入(20.4%)」、「雑誌購入(17.5%)」などの結果となった。
「平日のコンビニの利用シーン」の問いには、「何かを口にしたい時(51.9%)」、「気分転換したい時(30.1%)」、「時間がない時(22.8%)」、「暇つぶし(22.8%)」、「疲れた時(17.0%)」、「立ち読み(16.2%)」などの結果となり、なくてはならないというよりも、あってよかったといった感覚での利用が多いようだ。
また、「入店前の商品銘柄決定度」の問いには、「ガム(44.2%)」、「ミネラルウォーター(43.7%)」、「緑茶(37.7%)」、「コーヒー(37.4%)」などの結果となり、購入頻度の高い商品に「こだわり」が生まれている傾向が見受けられる。
ここでしか手に入らないものが、コンビニにあるとすれば、それは「便利」ではなく、マイストアと位置付けられる筋合いのものなのだろうか。「こだわり」が生まれるところに、生活の一部となったコンビニがあるようだ。
株式会社クロス・マーケティングリリース