カシオ計算機は、20代から50代までの女性800名を対象に、「写真に対する意識」についてインターネット調査を実施した。
実施期間は、2010年8月30日から8月31日で、対象地域は、日本全地域。調査方法は、インターネットアンケートとなっている。
調査結果によると、「自分が写っている写真で満足している写真は何割ですか」との問いには、「満足している」割合は約3割にとどまった。その理由として、約8割が「自分の表情が変」と回答しており、一方、「自分以外の人が目をつぶっている」と回答した人は1割未満であった。
また、「ピンボケしている」や「写真が暗い」を理由として回答する人も少なく、“写真の出来栄えよりも人”、“他人より自分”という写真に対する女性の心理がうかがえる結果となった。
さらに、「デジタルカメラを購入する際に欲しい機能は何ですか?」という問いには、「高感度撮影(64.9%)」、「画面の美しさ(55.9%)」、「高倍率ズーム(52.5%)」、「長電池寿命(47.4%)」などの基本的なデジタルカメラ性能に次いで、44%の人が「美顔撮影」機能が欲しいと回答。「大画面表示(22.5%)」や「連写撮影(15.5%)」、「フルHDムービー(11.8%)」、「パノラマ撮影(10.9%)」、「3D撮影(3.5%)」と比較して圧倒的に選ぶ人が多く、やはり女性にとって、写真の決め手は自分の“顔”といえそうだ。
時の流れの一コマを切り取る「写真」の魅力は、インターネット上で動画配信が多くのユーザーの支持を集める中でも決して損なわれるものではない。懐かしい写真館がしのばれる。
カシオ計算機リリース