食べたくても食べられない朝食事情
朝食になにをどれだけ食べるのかは人によってまちまち。中にはまったく食べない人もいるかもしれない。一日の最初に食べものを口にする
“朝食”について世間の人はどう考えているのかを、株式会社ORIMOが調査した。調査期間は2010年10月12日から同月21日の10日間。20代から50代の男女1536名の回答が寄せられた。
まずは「朝食摂取意向」についてだ。女性の場合、ダイエットなどで朝食を食べない人が多いのかと思いきや、意外にも
毎朝食べたいと思う人は7割を超えている。しかし実際毎日食べている人は
5割ほどとなっている。
「朝食を食べないでいると逆に太る」という説が女性たちの間に広まることで意識的に朝食を抜く人は減っているようだが、家事に仕事にと何かと忙しいため食べたくても食べられない女性も多いようだ。
食べていても内容は……
朝食を食べなくては、と思う一方でパン・ごはん以外の軽食で済ませてしまう人も。たとえば果物やヨーグルト、シリアル、カロリーメイトなどの健康食品である。これはいずれの品目も女性に多い傾向で手軽なことと少量(カロリーが低いもの)でも栄養素が補給できると考えているからだろう。
こうした朝食事情となったのは一重に
「健康管理をしたいから」である。この回答は男女あわせて全体の4割以上を占めており、朝食が重要視されつつあることがわかる。一方で
せっかくの朝食が粗末なものになっていることも事実で、これでは本当に健康によいのか不安な部分もある。
“朝バナナダイエット”など一品のみの朝食は体に負担をかけないダイエット法として知られているが、炭水化物・脂質・たんぱく質の三大栄養素がバランスよく摂取できる朝食に勝るものはない。あなたも一度、毎日の朝食を見直してみてはいかがだろうか。
株式会社ORIMO