便利で文化的な東京
8月20日から9月5日まで、東京都は同地に在住する20歳以上の男女3000人の聞き取りを行い、「東京の住みやすさ」「東京のライバル都市」等の意識調査を行った。
東京都の会適度を求める質問では、「住みやすい」と答えた人は57.6%、「住みにくい」が9.4%。「東京は住みやすい」の理由として、「交通網の発達」(77.2%)、「東京に慣れている」(52.0%)、「医療や福祉などの質が高い」(30.8%)、「文化的な施設やコンサートなどの催しが多い」(21.8%)と続く。一方、「東京は住みにくい」の理由として、「人や車の多さ」(56.4%)、「生活費の高さ」(53.6%)、「住宅事情の悪さ」(40.0%)、「自然の少なさ」(27.6%)、「環境の悪さ」(20.8%)と続いた。
「東京のライバル都市」に関する質問に対しては、「上海」(38.2%)、「ソウル」(27.8%)、「北京」(27.6%)、「ニューヨーク」(21.9%)、「シンガポール」(17.8%)と続いた。またこれらの都市に対する東京の弱みは、「国際空港までのアクセス・国際線就航数など海外へのアクセスが悪い」「物価や住宅事情、通勤通学事情の面で生活しにくい」「地震や豪雨などの自然災害に弱い」といった意見が多く出された。