株式会社IMJモバイルは、「ECサイトに関する利用実態調査」を実施したことを発表した。
調査方法は、インターネットリサーチで、調査地域は、全国。調査対象は、15~49歳の最近1年間にECサイトを利用したことのある男女で、有効回答数は、722サンプル。調査日時は、2010年11月16日から11月17日となっている。
調査結果によると、「ECサイトを閲覧するタイミング」の問いには、「価格を確認したいとき(61%)」が最も高く、次いで「現在利用している商品がなくなった、壊れたとき(47%)」、「商品ラインナップを確認したいとき(38%)」となった。
また、「どのECサイトで購入するかを選ぶ際に重視している点」の問いには、「価格(79%)」、「送料(64%)」、「信頼・安心(34%)」との結果となった。
さらに、「ECサイトにどのような情報、機能、サービスがあると良いと思うか」の問いには、「クチコミ・レビュー(72%)」、「セール情報(48%)」、「在庫問合せ(45%)」となり、また、「商品を置いている店舗の情報(28%)」や「取り置き(26%)」などの実店舗と EC サイトが連携している情報・サービスに対するニーズも見受けられる結果となった。
ほかにも、回答者の6割以上が「複数サイトを比較する」傾向があり、あちこちのサイトを見比べる点は、スーパーのチラシを見比べることと同じで、さらに、クリックひとつで切り替えられるネットの利便性は、電子チラシがネットでも活用されていることからも証明されているようだ。回答の中に、重要視している点として、「信頼・安心」が高ポイントを得ている事実は、サイトを含めたインターネットへの信頼感の表れともいえるわけで、提供する側にとっても一層の努力に励む必要があるのではないだろうか。
株式会社IMJモバイルリリース