ネットエイジア株式会社(以下ネットエイジア)では、「ケータイリサイクルに関する調査」をモバイルリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)により実施し、その結果を発表した。
調査対象は、全国の15~39歳の男女で、調査期間は、2011年1月3日から2011年1月19日まで、回答サンプル数は、1,076名となっている。
調査結果によると、「現在プライベートで使っている携帯電話は、初めて持ち始めた携帯電話・PHSから何台目の端末か」との問いには、「6台目以上(25.2%)」、「5台目/4台目(20.7%)」、「3台目(13.7%)」、「2台目(10.2%)」、「1台目(9.5%)」という結果になった。
「これまでに買い換えなどで不要になった端末を、リサイクルとして回収に提供したことがあるか」との問いには、「提供したことはない(61.4%)」との回答が、「提供したことがある(38.6%)」との回答を大きく上回った。
次に、「不要な端末をリサイクルとして回収に提供したことはない」理由については、最も多かったのが、「端末に残している写真など思い出として取っておきたいから(64.2%)」であり、以下、「個人情報の流出が怖いから(34.8%)」、「通話以外(ゲーム・カメラなど)の機能で使いたいから(25.1%)」と続いている。
さらに、「不要になった端末で現在利用している機能」の問いには、最も多かったのが、「特に利用していない(38.6%)」との回答で、以下、「アラーム(目覚まし)機能(29.4%)」、「アルバム機能(27.3%)」、「カメラ機能(21.2%)」、「アドレス帳(18.6%)」と続いている。
「携帯電話・PHSの端末にはリサイクルできる貴重な資源(レアアース・レアメタル)が含まれていることを知っていたか」との問いには、「知っていた(80.3%)」との回答が、「知らなかった(19.7%)」との回答を大きく上回る結果になった。
情報端末のモバイル化は、情報もモバイル化する。情報管理には、一元化が手っ取り早いし、そのありかを確定しておくメリットがある。そうはいっても、利用のたびに中央サーバからとりだすのも面倒、そもそも中央サーバは大丈夫なの?どういった情報が、第三者に見られた場合に、どのような問題になるのか、といった理解をすすめれば、モバイル機器への依存も違ったものとなるだろう。
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